日本ボクシング史上最強にして最高傑作と言われる【井上 尚弥(いのうえ なおや)】選手。
リングネーム・モンスターの異名を持つ世界3階級王者ですが、皆さん。
井上選手のプロ戦績ってご存知ですか?
WBSSの記憶はまだ新しいですが、そのプロ戦績も恐ろしいんです⁉
そもそも昔っから(アマチュア時代)強かったのか、とか…..。
ここでは、なんとか他と違った【井上尚弥】選手の魅力を伝えられるようにボクシング・格闘技を愛するアベ(管理人)が全力で紹介します。
ここからモンスター井上尚弥に魅せられてください。
- 井上尚弥のプロ戦績
- 井上尚弥のアマチュア戦績
- 井上尚弥WBSS結果
- 井上尚弥VSドネア
井上尚弥【戦績】プロ無敗の怪物のアマ戦績も無敗?
【プロフィール】
名 前 | 井上尚弥(いのうえ なおや) |
生年月日 | 1993年4月10日 |
出 身 | 神奈川県座間市 |
身 長 | 165cm |
血 液 型 | A型 |
階 級 | バンタム級 |
スタイル | 右ボクサーファイター |
リングネーム | モンスター |
経歴(Wikipedia)
第36代日本ライトフライ級王者。第33代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者。元WBC世界ライトフライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者。現WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者。世界3階級制覇王者。アマチュア時代には、日本ボクシング史上初めて高校生にして7つのタイトルを獲得し、プロ転向後も8戦目での2階級制覇は国内最速記録(ワシル・ロマチェンコの世界最速となるプロ7戦目に次ぐ記録)。血液型A型。
Wikipediaより一部引用
…これはWikipediaさん一部抜粋(ばっすい)なのですが、この一部だけでも怪物ですね。
ここで改めてその凄さをチェックしてみましょう‼
まずはアマチュア時代に日本史上初の高校7冠!!
高校1年でインターハイ、国体、全国選抜での3冠を達成。
そして高校2年では国体を制し、高校3年でインドネシア大統領杯、インターハイ、全日本選手権のトータル7冠。
高校時代の負けは、通算2敗だけという恐ろしい数字。
ここまできたら練習試合でもいいので、『井上尚弥勝った男』という裏の伝説を持つ選手をどうにかして探したいという感情すら生まれてしまいます。
数字をみても高校時代から敵無しですね。
改めて、アマチュア時代は負け『2』のみという事実。
その後のプロテストを経てプロになるのですが、そのプロテストが異例中の異例。
メディアを入れ、公開プロテストという形で行われました。
しかもスパーリング相手も異例のプロ選手との公開スパー。
当時の日本王者がその相手となります。
そのスパーで、現役王者を終始圧倒し『自分より全然上。』と言わせちゃいます…。
もうマンガですよね。
その時点で末恐ろしい…。
いやもう既に恐ろしい域に達していますが、そんなアマチュア時代の大記録ですらモンスター伝説の序章も序章。プロデビュー後も更に大記録を打ち立てていきます。
ちなみに井上尚弥選手と言えば、弟の拓真(たくま)選手もプロボクサー、従兄弟にはこれまたプロボクサーの井上 浩樹(こうき)選手(今年7月プロ初黒星を喫し引退表明。)、更にトレーナー兼父親の真吾さんというまさにボクシング一家。いやボクシング一族ですね。
※父の真吾さんは、父親というよりトレーナーというイメージが強すぎるので、敬意をこめてトレーナー兼父親と書かせていただいてます笑
さらにさらに、井上選手のSNSでも度々登場する井上選手のお子さんが、同じくボクシングの道を歩み次世代の怪物となると凄いストーリーですよね。
井上尚弥【プロ戦績】驚異的連勝記録
産経ニュースさんより引用
公開プロテストで衝撃を与えた井上選手のプロデビュー戦。
相手はフィリピンの当時のナショナルチャンピオンを1R開始早々、右のボディストレートでダウンを奪い、その後KOを意識したのか少し雑になる部分も見せましたが、4R中盤に戦慄の左ボディーでKO勝利!!
初めてみました!!ボディーブローでのダウンのはずが、まるでテンプルでのノックダウンシーンのように前のめりに倒れこむ対戦選手の姿……。まさに戦慄(せんりつ)……。
相手選手の姿とは対照的に、悠然とコーナーへ戻る井上選手の姿はまさに怪物そのものでした。
更にそのままデビュー8戦目で2階級制覇を成し遂げますが、これまた国内史上最速!
※現在は、田中恒成(たなか こうせい)選手も最速タイ記録を持っています。
そこから負けなしの19戦19勝(16KO)……。KO率は驚異の80%オーバー!!
はい、無敗で無敵です、はい。
2階級を制したかと思えば、早々と世界3階級制覇した井上選手の身体が。
まぁ、デビューから既に階級を2つ上げているので必然的ではありますが、明らかに身体デカくなってます、はい。まだまだ進化中ですね。
もう一度言わせてください。…..恐ろしいw
まだまだ伝説は始まったばかり!!
さらなる強敵を求め、世界のチャンピオン達との激戦を迎えることとなっていきます。
井上尚弥【ドネア】WBSSで魅せた死闘の末に感動の勝利!
今回のWBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)ですが、井上選手の出場はバンタム級ですね。
115-118ポンド(52.163-53.524㎏)数字でみて毎回ビックリします!!
あの身体でこの体重。いかにボクサーが無駄のない身体か分かりますねw
参加選手
- トーナメント開始時参加選手
※はトーナメント参加時の戦績と世界王座
中途参加選手
(※はトーナメント参加時の戦績)
名前 戦績(※) 補足 ステフォン・ヤング 22戦 18勝 (7KO) 1敗 3分 ゾラニ・テテの替わり
Wikipedia引用
見ての通り強者揃いと言うか…..強者しかいないですw
井上尚弥VSパヤノ
1R開始早々、左のボディストレートを繰り出すパヤノ。
対する井上選手は、様子をみるようにジャブでタイミングを伺います。
開始1分…。
衝撃が走ります。
パヤノの一瞬の隙を逃さず、井上選手のジャブ、右ストレートがドンピシャ!!
そのまままさかの10カウントを迎え試合終了。
ただのボクシング好きのアベ(管理人)から見ると綺麗にタイミングが合ってのKOだと思いましたが、試合後の色々な記事で、あのKO勝利にはかなりの技術が詰まった神業的1発だったということが分かり、スピード・パワーだけではなく、井上選手独特のリズムやインパクト、まさに世界最高峰の技術が凝縮したパンチでのKOだったということが分かりました。
それを踏まえて再度見返すと…..もうほんとに全く分かりませんでしたw
なぜかというと、パヤノ選手は井上選手のパンチに全く反応出来ていません。
某水曜日の番組風に言うと『結局、井上尚弥のパンチ見えない説』の説立証パターンでした。
このKOは世界に衝撃を与え、“The Monster”の異名が完全に定着した試合になったとアベ的には思いました。
井上尚弥VSロドリゲス
この試合も2RでKO勝利しているのですが、この試合もかなり衝撃的でした。
2Rに井上選手のボディブローを食らい悶絶して、自陣のセコンドに対し顔をしかめ首を横に振るロドリゲス選手の姿は、そのパンチがいかに破壊力があるかということを、画面越しで伝えることとなりました。
スポニチさん・Numberさんより引用
その後、なんとか立つものの相当なダメージがあったのでしょう。すぐに再ダウンを喫し井上選手のKO勝利となります。
そのエマニュエル・ロドリゲス選手は日本で色々話題になった悪童ネリとの試合も控えているようなので、ぜひ頑張ってもらいたいとアベは個人的に感情移入しています。
やっぱりあのパンチで悶絶した顔を見せられたらそれはそうなると思いますw
井上尚弥VSドネアの試合結果と海外の反応
この試合ブックメーカーという海外の合法ギャンブルでのオッズでも、圧倒的に井上選手勝利のオッズ予想が出ていました。
ちなみにアベも、開始早々のKOで井上選手の完全勝利で大会を終えると思っていました。
実際、序盤から井上選手がペースを握り優位に進めていきます。
しかし相手は世界5階級制覇のドネア選手ですから、一方的にやられはしませんでしたね。
気持ちも強くお互い一歩も引かない激闘になりました。そのまま試合は終盤までもつれ込みます。
そして、11R……。この試合、両者にとって唯一のダウンとなるシーンが訪れます。
井上選手の得意のボディブローで明らかにドネア選手の表情が崩れ背中を向けて嫌がります。
さらに畳掛けようと井上選手がドネア選手を追ったところ、突如レフェリーが割って入り、その直後にドネア選手が膝をつきカウントが数えられます。
なんとかカウントギリギリで立ちそのラウンドを終えたのですが、そのシーンが世界中に衝撃を与えます…そう…それがこちら…..。
……いやレフェリー割って入ってるし、明らかに10カウント越えてるやん・・・w
ただの素人のアベ(管理人)の目にはそう映りました。
でもそう、そうなんですっ!!完全に越えてるんです‼(川平慈英さんテイスト)
その瞬間はほんとにテレビの前で叫びました(多分、応援していた方全員そうだったかとw)。
だって‼だって‼10カウント越えてるんやもん…。
しかしその疑惑のラウンドでのKO敗けをなんとか切り抜けたたドネア選手は、最終ラウンド最後の最後まで戦い切り、勝負はまさかの判定へ。
ポイントでは完全に井上選手が取っていることは素人のアベ(管理人)の目にも明らかだったのですが、なんだか分からない不安が……w
判定は……3-0で井上選手が勝利し、お互いすべてを出し切ったという表情、健闘を称えあう姿を見てようやく井上選手の判定勝利を受け入れることができました。めちゃくちゃ感動…。
そしてついに日本人初!井上尚弥がWBSSを制覇し大会を終えます。
この決勝の激闘が、2019年の年間最高試合となり、更に井上選手は最優秀選手賞のダブル受賞となりました。更に世界最高のボクシングプロモーターと言われるトップランク社との大型契約も結ばれ、今後海外をメインとした試合が行われていくようですね。
ほんとにこれから益々進化していく“The Monster”から目が離せません。
ちなみに、WBSSの賞金はトータル数億円は間違いなさそうですが、正確なところは見つけられませんでした。
参考になりませんが・・・フロイド・メイウェザー先輩のタイトルマッチは100億越えとケタ違いでわけわかりませんw
そして、次戦に上がっているのがカシメロとの世界統一戦‼
コロナで延期にはなりましたが、そこもモンスター井上尚弥には影響なし!!
世界統一王座の地位を獲ろうと、進化は止まりません!!
今後の動向に一層注目しましょう!!
以上、アベなり記事でした!