18年ぶりの東京ドームで総合格闘技の興行が行われました。
【RIZIN.28】は、衝撃的な試合ばかりで同時に格闘技の盛り上がりを再確認できました!
そしてほんとに、たくさんのドラマが生まれました。
その一つに井上直樹(いのうえ なおき)VS石渡伸太郎(石渡 伸太郎)がありました。
この両選手は、以前から井上選手が対戦をアピールしていましたが!
石渡選手が、あしらうような対応で実現はしていませんでした。
しかし今回のRIZINバンタム級トーナメントの開催で!
井上選手が石渡選手との対決が実現。試合の結果までを追いたいと思います!
ぜひ、ココから少しでも楽しんでもらえると嬉しいです!!
それではいきましょう。
井上直樹VS石渡伸太郎【試合結果・詳細】衝撃の結末とは?
RIZIN公式より引用
まずは、試合結果から。
1R 1分58秒 TKO 井上直樹〇 石渡伸太郎✖
井上選手の逆転TKO勝ち。
直前に石渡選手のカウンターをもらい、一度腰を落とすもそこから逆転勝利!
恐ろしいリカバリー能力をみせ、アベ(管理人)も震えましたw
この男、バンタム級トーナメントを持っていっちゃいそうな雰囲気すら感じさせます…。
試合詳細
RIZIN公式より引用
開始早々、井上選手のローキックからの組み立てが際立ちます。
決して一発に威力があるというローではなく、蓄積(ちくせき)のロー。
そして、カーフキックを混ぜてきます。
この最初のコンタクトから、井上選手のスピードとキレ感が溢れ出てますw
対して石渡選手は、しっかり構えて反応も良い。
キックに対するカットはほどほどに、一発のカウンターを狙っている様子。
流れを変えるべく、石渡選手のカーフ。
これがキレイにヒットし、その後ボディストレートを混ぜます。
が、井上選手の圧力は変わらず、石渡選手が下がらされる展開に。
そのままお互い距離を取りつつ、井上選手はロー。
石渡選手は、カウンターのフックで応酬(おうしゅう)するという、緊張感がエグい。
そして、その時が。
井上選手が、変わらず圧力をかけコーナーに追い詰めて両者の距離がかなり近くに!
次の瞬間、両者の右ストレートが交錯!!
石渡選手が、ずっと狙っていたカウンターがここで炸裂!!
タイミングがまるであの、朝倉海VS堀口の初戦のようなタイミングで。
井上選手がこの試合で、始めてピンチを迎えます。
でも、そこからが凄まじかった…。
すぐに距離を取、りステップでリカバリーを図(はか)ります。
だいたい、組んだり下がりっぱなしの展開になるところを井上選手はしっかりと左右に振りつつ距離を取ります。
石渡選手は、ここだと決めたんでしょう!!
更に追って、右ストレートを当てます。
そして左右のパンチを振り回します。ここがもう少しコンパクトだと違う展開があったのかもしれません。
そして大振りになった左が空振りし、そこに井上選手の起死回生の一発!
更にここから連打!これがマジでビビりました!!
3発!!3発ですよ!?
右アッパー・左フック・右ストレート!
これがすべて石渡選手を捉え、あぶない倒れ方をします。
倒れている途中にも井上選手のサッカーボールキック!
空振りになりますが、恐ろしい。首が取れるヤツです。
なんとか起き上がろうとする石渡選手にとどめのサッカーボール!
この時点でセコンドはタオル!
レフェリーは止めに入りますが、それより早く井上選手の右一発!
ラッシュが恐ろしく速く、的確でヤバい。
そして試合終了後、何も無かったかのように丁寧な少年に戻り相手リングに挨拶。
井上直樹。完全に憑依(ひょうい)しちゃうタイプのファイターです。
極めつけは、勝利者インタビューでのフリップ芸。
アベ(管理人)個人的には、あそこが一番恐怖でした(もちろんいい意味ですw)
これで井上選手は、RIZINバンタム級トーナメント1回戦を制し続く準々決勝へ。
決勝で、朝倉海VS井上直樹
これが一番アベ(管理人)理想のカードです!!
➡【井上直樹】UFCをリリースされたが鬼強い!その経歴を徹底調査!!
井上直樹【経緯】石渡伸太郎を指名するまでに憂流迦(うるか)あり。
兄貴の敵討ち。対石渡までのリベンジロード
井上直樹選手が、このRIZINバンタム級トーナメントで石渡選手を指名するまでにひとつの物語が。
それは井上選手の兄貴分【佐々木 憂流迦】(ささき うるか)選手の存在だ。
憂流迦選手は現在、朝倉海(あさくら かい)、堀口恭司(ほりぐち きょうじ)を除きRIZINバンタム級四天王と言われています。
その中に、今回の対戦相手の石渡選手の存在も。
現在の四天王の構図はこうだ。
扇久保博正 | 石渡伸太郎 | 佐々木憂流迦 | 元谷友貴 | 四天王内戦績 | |
扇久保博正 | 〇 | 対戦なし | 〇 | 2勝 | |
石渡伸太郎 | ✖ | 〇 | 対戦なし | 1勝1敗 | |
佐々木憂流迦 | 対戦なし | ✖ | 対戦なし | 1敗 | |
元谷友貴 | ✖ | 対戦なし | 対戦なし | 1敗 |
ここから分かるように、石渡選手と憂流迦選手は直接対決の結果石渡選手が勝っています。
その憂流迦選手の敗戦から、井上選手の石渡選手へのアピールが完全に増しましたw
完全に、兄貴のリベンジですよね。
正直、石渡選手からしたらヤバいヤツにロックオンされたなって感じですよねw
しかしその対戦要求は、結果的にマッチメイクされぬままでいました。
そんな中、バンタム級トーナメントの開催。
これがなんとも画期的な方法で、番号を引きその数字の若い順に自らトーナメントの位置を決めるという内容。
そしてその時が。
石渡選手が早々と席を決めて隣が空席の状態で、井上選手の順番に。
不敵な笑みを浮かべながらゆっくりと近づいていきますw
恐さすら感じるw
扇久保選手の熱烈オファーを振り切って、石渡選手の座る隣に着座。
こうして井上選手の直接対決は決定しました。
井上直樹の次の標的は【朝倉海】
トーナメント初戦を衝撃TKOで勝利した井上選手。
次戦の組み合わせがまたまた指名制だとすると、この男。
現在バンタム級トーナメント優勝候補最有力の朝倉海選手。
そんな朝倉選手を指名する可能性ありますよ。
そうなんです。
佐々木憂流迦選手は、過去に朝倉選手に顎を粉砕されて敗れているのです。
アベ(管理人)個人的には、決勝で観たいのですが!
なんと準決・決勝は大晦日ワンデイの予定らしくそうなると試合内容では大荒れの展開も予想されます。
それなら2回戦で、お互いマックスの状態での闘いが観たいという声が多くアベ(管理人)もそれもアリかなとw
でも、決勝で観たい!!w
二人とも負けて欲しくない!!w
そんな複雑な気持ちであります。
こんな楽しみ過ぎるトーナメント。
ぜひ、みんなで追って見届けましょう!
以上、アベなり記事でした!!